美しい言葉と話し方

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恵比寿の結婚相談所、婚チェルトのプロデューサー 梅原睦美です。

久しぶりにお家でごろごろしてテレビをつけたら、ニッポン風土記という番組を放映していました。

岩手県の歴史、文化、食を紹介しながら、県民意識が南部藩（県北）と伊達藩（県南）に大きく分かれていることなどをレポートしていました。

印象的だったのは、出演されていた岩手県の方々の言葉でした。

まず、美しい抑揚のある言葉だな、温かいな、癒されるな、と感じ、その人を魅力的に感じ、その人を知りたいなと興味がわきました。

実は私はその時のお話しの内容はまったく理解できませんでした。

もちろん岩手の言葉ですから。でも、その音声に浸っていると、なんとなく意味が推量できるのでした。

言葉は話し方で大きく印象が変わります。

私自身こんなに美しい抑揚や音を使って話しているだろうか。

そして、言葉そのものより、その話し方が美しいのではと気付きました。

相手への敬意や思いやりを自然に表現しているので美しい、温かい言葉となっていたのですね。

「この人の話し方は素敵だな」「この人の事をもっと知りたいな」と思っていただけるにはどうしたらいいのでしょうか。

アナウンサーのように美しい言葉遣いは一朝一夕にはできないけれど、心をこめて、相手を思い遣る話し方なら今日からでも実践できるのではと思い至りました。