幸せを感じるのはいつですか？
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恵比寿の結婚相談所、婚チェルトの婚活プロデューサー 梅原睦美です。
私が通っているヨガのレッスン中のことでした。先生から「最近、幸せ！と思った事を考えながら口角を上げてニコっと笑い胸をそらしてみましょう」と言われました。
口角を上げると“私は幸せ”という信号が脳に送られ、幸せホルモンのセロトニンが分泌されるのだそうです。そして女性らしさを保つことができると。ところがわたしは幸せと思えることが一つも浮かばなくてショックを受け少し落ち込んでしまいました。たった一つ思い起こせたのは、昨日の夕方ビールを飲んだ時の幸せ感でした。寂しいものです。
そんな折、ヨガ哲学の基本的な教えであるヤマ（禁戒)=日常生活で行なってはいけない5つの心得、と、ニヤマ（勧戒)=日常生活で実践すべき5つの行い、を学ぶ機会がありました。ニヤマ（勧戒）の中の一つに「サントーシャ（Santosha）／満足、知足」という項目があります。これは、「今あるもの、自分の周りにあるもの、今置かれている環境、人間関係、自分の能力、健康、物質的 なものすべてに常に満足すること。そして、今、どんなに苦しく思える状況でさえも、実は何か成長のためのステップアップの機会かもしれず、今そこに何かしらの判断を加えることは無意味である。人は身の回りの物事は当たり前だと思い感謝を忘れてしまう。失ってみて初めてそれがかけがえのないものだったことに気が付く。 健康も愛する人の存在も同様に。今あることに感謝し満足することが真の幸福への近道だ。」という教えです。
私は、毎日感謝して暮らしているつもりだったけど、人間の煩悩（欲）に負けて今自分の置かれている状況ありのままに感謝することは忘れていたのです。今を感謝し満足することが真の幸福への近道なんだ、と気付かされ少し気が楽になりました。これで私も自然に口角を上げて幸せな時を思い出しながらヨガのポーズを維持できると思います。そして幸せオーラが回りの人にも伝わっていくことを願っています。
